船場繊維センターで、呉服屋巡り、生地屋さん巡りをして、薄手の麻の生地の情報が得られました
ここは、私好みの自然素材の反物や帯を置いているので、全然買わないくせに色々と質問をしてばっかりで申し訳ないです。店の方は高齢の男性で。
小千谷ちぢみの反物も二つぐらい置いてあるので、色々と疑問を聞きました。
私「小千谷ちぢみの反物についてですけど。ネットやツイッター上で色々と欠点が書かれてて驚きましたよ」
「小千谷ちぢみで広衿にしたらボワボワしてイヤだったのでバチ衿に仕立て治したとか」
「小千谷ちぢみで着物なんて、浴衣に毛の生えた程度やろと甘く見てたら。和裁士さんが縫うのが困難だとか。ちぢみだと縫いにくいし寸法が狂いやすいとか」
私「じゃあ、夏には涼しい麻素材で、しかも平織りのだと、和裁士さんもお仕立てをしやすいでしょうし、寸法も狂いにくいでしょうし。広衿に仕立ててもボワボワしないでしょうし、いいところだらけでしょうね。でもお値段が超高額すぎて無理なのかしらね?」
お店の方「夏にはシボがあるほう生地のほうがお肌に直接触れる部分が少ないから夏には快適だというファンもいます。平面的だと汗でまとわりつきやすいし」
「麻の平織りの反物でも、色々な種類があります。●●(名前を失念)だと、柔軟性が無くて硬いから、引っ張られると色々と困ったことになりやすいとか、麻素材の平織りでも、反物によってそれぞれ違いがありますね」
そうなのね。
そういえば、「洗える着物」でお値段が高額なので東京の「きもの英(はなぶさ)」でも、洗えてしかもフォーマルな場に着ていけそうな品格があるけど。
素材はポリエステルで。よくある質問コーナーで、夏に着るには麻素材や正絹素材よりは暑さを感じるでしょうとの返事。
専門の訓練を受けた和裁士さんが本格的な手縫いをしているからお値段が高くなるって書いてたなあ。特別な生地だし、特殊な技術が必要になるのでしょうね。
生地がポリエステル素材なので正絹のよりは少し硬い感じかなあとかいう評判やね。硬くて柔軟性に欠けるから、それに対応をした裁縫をしなくていけないのでしょうね。
麻素材でも、縮だと柔軟性あるけど。平織りだと、まだ柔軟性のあるのから柔軟性に欠けるのとか色々あるのでしょうね。
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反物だけで買えますか?
反物だけの販売はしておりません。
「洗える着物は縫製が命」の考えから縫製も一貫してご注文頂いております。
その為に価格はお仕立て代、胴裏、八掛けを含んだ価格となっております。
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その店の方には、私が色々と質問をしたくせに何も全然買わなくて申し訳なかったです。ありがとうございます。