メモ 老母のお古の着物の柄の調査
メモ 老母のお古の着物の柄の調査
年末年始には、老母の大量の着物からどれを着ようかと迷ってて。
茶色いシミが見つかったので東京のシミ取り職人さんにきれいにとってもらった着物を思い出して。
それには、シミ取り職人さんからの注意書きで「縫い糸がカビているので、裁縫のできる方に頼んで、できるだけ早く取り替えて貰うように」ってあったけど、どうしたらいいか迷ってて。
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どうせ正月に着物の着付けの練習がてら着るなら、着るだけ着てから、洗い張りでも何でもだそうかと思って、着ることにしたけど。
老母からは「これは上等な着物だから、普段着にするな」と言われて挫折。
でも、この着物は、ガラとか色々チェックしてみたけど、微妙。
老母からしたら上等の着物らしいけど。
着物の生地じたいは、艶々のベージュで上等って感じだけど。
ところどころについている模様がなんだか地味で私の好みじゃ無いの。。
付下げ。
模様の名前、意味が分からない。
ネット検索で色々調べて。
無地の着物に、ところどころ、四角い枠に入った模様が、飛び飛びに飾られている。
色紙?
短冊?
花札?
熨斗(のし)?
鬘帯(かつらおび)?
ネット検索で色々調べていきましたよ。
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裂取り(きれどり)
江戸時代初期に江戸の大火で豪華な小袖を消失。
そのとき急場の策として、所蔵の織物や反物の切れ端を様々な形に切り取り、無地の小袖に貼り付け、周りの縁を刺繍したのを裂取りと称したことが由来といわれる。
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どうやら、裂取り(きれどり)が近いかなあ?
江戸時代のパッチワークみたいなものか?
ヤフーショッピングや楽天ショッピングで、裂取りの着物や帯を調べて。
他にも、面白い単語を見つけた
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切り嵌め(きりばめ)
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こっちのほうがパッチワーク感があるなあ。
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この着物を着て、似合わないから嫌い、って嫌ってたけど。
高価な着物に、パッチワーク模様をするなんて面白い。
江戸時代の、わざと地味に質素にするヤツシの美学みたいな。うち関西人やけど。
それと似合うコーディネートをするなら。
わざと質素な模様のパッチワークの帯や小物でトータルコーディネートするか?
ちょうど、老母の着物にはシミや穴が空いてて、色々とどうするか対策をしてたし。
わざとパッチワーク模様をするなんて、今の気分でかえって興味あるしね。
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ネット検索で、「裂取り(きれどり) 帯」で検索したけど、イマイチ。
「切り嵌め(きりばめ) 帯」で探したけど、イマイチ。
しょうがないから、困ったときは、銀色の石畳模様の名古屋帯で。
お正月の着物は4枚とも、この石畳の名古屋帯でした。
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この後、いい袋帯を見つけましたよ!
ネットで着物について色々調べてたら、面白いのを見つけた!
パッチワークの趣旨とは違うけど、「名物裂(めいぶつぎれ)」って。
舶来の珍しい布地の端切れを珍重してケースにいれて並べて愛でる趣味人らしいものらしいけど。茶道の小道具入れとかに利用するとからしいけど。珍しい端切れを愛でるのがパッチワークっぽく見える。これいい! 袋帯で「名物裂」で探したら、いいのが続々と見つかりましたよ。
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この続きを、新しく記事にしてまとめましたので。
続きです。
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