私の着物の独学の道 はじまりはじまり
私の着物の独学の道 はじまりはじまり
50過ぎてから着物に興味を持ち出して。
ママンはもう全然着物を着なくなって。
桐の箪笥には着物が大量につまってて。
私が着たい。
でも、高価なやつに手をふれるのはまだまだ、申し訳なくて。
安いやつがあればいいのに。
ちょうどいいぐらいのカジュアルなやつは、他人様にあげたか、洋服に作り替えてもうたとか。ちょうどいいのがない。
年末年始の忙しい時期には老母はしんどくて。やっと落ち着いて探してもらえたのがかなり時期がたってて。
着潰してもええようなやつを探してもらえた。
ポリエステルのピンクの着物。
青い縦縞の紬の着物は、まるでデニムみたいにゴワゴワで、しかも丈も裄丈も短くて、どうしようもない。
浴衣はシミだらけ。
サマーウールのオンボロのスケスケの着物が二着。虫に食われたのね。
水色に赤いカエデが散ってるの
白地に灰色とピンクが散ってるの。
帯は、名古屋帯のダサイので、夏用ので。
着る練習をしたけど。
母からボロクソ。写真を撮ってもきまらない。