ママンのシミカビだらけの着物の修復について、だいたいの経緯と金額
ママンのシミカビだらけの着物の修復にかかった金額、だいたい
最近50過ぎてから、着物に興味を持ちだして。練習用に借りたのが、
★ポリエステルの袷の着物2着
★オンボロのサマーウールの着物、二着。
水色のには黄色いカビだらけ。白い着物にもシミだらけ。
★浴衣、一着。シミだらけ。
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最近50過ぎてから、着物に興味を持ちだして。練習用に借りたのが、
★ポリエステルの袷の着物2着
★オンボロのサマーウールの着物、二着。
水色のには黄色いカビだらけ。白い着物にもシミだらけ。
★浴衣、一着。シミだらけ。
オンボロのサマーウールの着物に黄色いカビができたので。
池田市の悉皆屋さんとこに電話して、直接キャリーバッグに持参をして店の女性に観てもうたら。
「カビですね。黄色くなっている。これはもう無理ですね」
ガーン。
池田市の悉皆屋さん「洗い張りを仕立て直しで何万円で。それでも元通りにきれいになるとは保証ができかねます」
ガーン。
私「洗い張りをしたら、布海苔で仕上げますか?」
池田市の悉皆屋さん「科学のりです」
インターネットで色々調べて。
洗い張りのお店で、本格的な設備で、布海苔を常備してるとか。
神奈川県のだるま屋京染店にダメ元でメールをして。宅急便で送ったら。
いいお返事で。
何万円で。
きれいになって戻ってきたよ。
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ママンの桐の箪笥には、豪華な高価な袷の着物がたくさん。袋帯もたくさん。
ママンはもう30年以上も昔には、着物を着なくなってほったらかし状態で。
昔は自宅にまで大量の着物を抱えた呉服屋さんが来てて、その方にお任せをしてたみたい。その当時でさえ、その呉服屋さんは高齢で。たぶんもうお亡くなりになってるのでしょうね。
遠慮して触らなかったけど。たまたま、機会があって開けて触ってみたら、一つ紋の色無地がシミカビだらけで。
驚いて、他のも全部、たとう紙を開封をしてチェックしてみたら。無事なのもあれば、シミ、汚れだらけなのもあるし。どうしよう?
西尾呉服のチラシで、京都からシミ取り職人さんを招致して特別サービスでお安くなるとか。
紋付きの着物は他人がもらってくれないだろうし、それだけでも見てもらおうとキャリーバッグに持参していったら。
★ 一つ紋の色無地(シミだらけ)
★ 黒留め袖
★ 一つ紋の羽織
京都からのシミ取り職人さんから色々と厳しいことを言われて。
「黒留め袖はカビ臭いから消毒で一万いくら」って。
「一つ紋の色無地の着物にはシミ、ヤケだらけ。お母様譲りだそうですけど、貴方の体のサイズにしては、身幅も小さいし、身丈も小さい。全部バラバラに解いて、洗い張りをして、全部染め直しをして。それから仕立て直しをすべき」とか。
女性店長が私に渡した見積りが。
一つ紋の色無地の着物で、総額15万ぐらいで。その内訳をようチェックしたら、ガード加工代が1万いくらで。
私シブチンに「このガード加工は不要だからその分、お安くしてもらえないでしょうか」といくら言っても、女性店長が必死にすすめてくる。私は、じゃあ無理ですねと断りましたよ。
一つ紋の羽織については、シミ取り職人さんが「今時こういうのを着る時代じゃない。昔のお母様が子供の卒業式の時に着物の上に羽織ってたけど。今どきは、もっと丈の長い羽織を着ます」って。そうなのね。きびしいのお。
自宅に持ち帰って。
ダメ元で他にも相談をしてみるか。
神奈川県のD屋さんにLINEで写真と相談を送って、それから宅急便でシミだらけの色無地を送ったら。
神奈川県のD屋さんから困り切った声でのお電話で
「この着物は身丈が短すぎるのと。元々の仕立てがギリギリなので。大きく仕立て直しは無理です」って。
「このシミ、ヤケはひどすぎる。洗い張りではこんなひどいシミ抜きは無理です。ヤケも治せませんし。全体の染め直しで5万、6万はいくでしょうね」
声震えてたよ。
残念。送り返してもらいましたよ。
ダメ元で、東京都の鹿島屋さんに、事情説明、老母の小さい着物で私の身体のが多き野でそのサイズと、古いシミ、ヤケだらけなのを説明したうえで頼んだら。
いいお返事で。
東京都の鹿島屋さんとお電話で「洗い張りをして、脱色をして、染め直し、紋の入れ治しで、総額6万位くらいに消費税で総額7万いくら」
「私の知ってる中で一番腕のいい和裁士さんにお願いをしますね」
私「老母の小さい着物で、私の体は大きいし。今回は、洗い張りと仕立て直しだけにしておきますね。当分そのままで使い続けて。それでもまだ着るのを続けたかったら、その次に、洗い張りと染め直しと紋の入れ治しをしますので。今回はそれで」
紋付袷洗張トキ付 ¥12,000
紋付袷仕立代 ¥24,000
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¥36,000
消費税10% ¥3,600
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¥39,600
洗い張りだけでは、胸元の汗じみ、ヤケは治らないけど。それを招致の上でお願いをしたんだから、それでも十分満足満足。
きれいに仕上がって戻ってきたよ。
小さい着物を大きくするんは無理かなあと思ってたけど。十分十分、満足満足。
他の読者への忠告ですが。何十年物の古いシミ、ヤケだらけの着物を本気で治したかったら、色無地の場合は脱色と染め直しが最上の方法でしょうね。でも私は、今のところは、洗い張りとサイズを大きくしてもらうだけでいいと割り切ってたしね。
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肌色の付下げに茶色いシミだらけ。30年以上ほったらかしの古い古いシミだし、無理かなあ。
神奈川のD屋さんにLINEで写真を送ったら。自信なさげで。
京都のシミ取り職人さんにもメールで依頼をして写真を送ったら。自信なさげで。
大阪のシミ取り職人さんにもメールで依頼をして写真を送ったら。自信なさげで。
東京の池田屋さんに電話をしたら。とりあえず店に送ってくれてから相談に乗るって引き受けてくれて。
東京の池田屋さんから電話で「古い濃い染みがありますね。それと細かい染みがたくさんあって。これを手作業でやると何十か所だから8万ぐらいかかりますね」
私「ひゃー!」
東京の池田屋さん「でも、生き洗いという手法をつかっていいのなら、一万何千円ぐらいですね」
私は安い方をお願いをして。
東京の池田屋さんからの途中経過報告「これ、カビですね。相当古いカビですね」
私「自分でベンジンとパキンでトントン、必死でやりましたけど、ダメでしたね」
東京の池田屋さん「そんなんじゃ無理無理」
きれいになって戻ってきたよ。
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老母の付け下げで、白地に円形の刺繍がいくつも散らばってるの。ひどいシミだらけ。もう捨てなきゃいけないか?
アチコチに送っては、無理そうって。
東京のO屋さんに送ったら。
見積もりが総額17万いくら。
私がシブチンにあれこれ省略できないかと頼んでも、O屋さんは困ってて。しょうがないから送り返してもうて。
その後、ダメ元で三島さんにお願いをしたら、予算の範囲内でお願いできましたよ。
感謝します。
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