ママンのシミカビだらけの着物の修復で助かったお店一覧リスト
ママンのシミカビだらけの着物の修復で助かったお店一覧リスト
お願いした順
だるまや京染本店
神奈川県平塚市
ママンのお古の黄ばんだサマーウールの着物で困ったので、地元の大阪府池田市の悉皆屋さん「はり栄」に見せたら、受付の女性「ここまで黄色いカビがでた着物はもう無理でしょう」「ダメ元で洗い張りをしても、もし無理でも諦めていただかなくてはいけないです」って。
お値段が高い。
布海苔は使わず、科学海苔って。
ネットで知った、神奈川県のだるま屋京染本店は、洗い張りで布海苔を使う。お値段安い。ダメ元でお願いしたら、十分満足のいく仕上がりでした。
だるま屋京染本店は、ブログで「ガード加工をされた着物だと洗い張りをしにくい」と書いてて、情報提供をしてて。
客でもない全くの赤の他人から「呉服屋でガード加工をすすめられた件」についても相談されたら、相談にのったとか。
こういう情報を載せてくれる店は貴重です。
でも、ここに以前、私がママンの着物で、一つ紋の色無地で小さな着物にシミがみつかたのと、少し小さいので洗い張りの後の仕立て直しをする際には私用に大きくとを頼んだら。
「この着物じゃ無理」って。
和裁士さんに、あんまりにもややこしいことは頼みにくいみたいなので。仕立て直しの値段が和裁士さんの相場に比べてもお値段がお安いし、その程度の技術でしか依頼できないのかもしれません。私が最初に頼んだサマーウールの着物は、仕立て直しが簡単な技術でもいけてたのでしょうね。
ここには、解きと洗い張りだけ頼んで。
仕立て直しは地元の和裁士さんに対面で頼んで地元の和裁士さんを育てるのがいいのかもしれません。お値段もそれなりに払わないといけないのでしょうね。
東京きもの染洗協同組合
東京きもの染洗協同組合のHPから、洗い張りで検索をして。
布海苔を使う店、鹿島屋さんをみつけて、電話で相談して。
鹿島屋
東京都
一つ紋の色無地に、ヤケ、茶色いシミだらけ。ママンより私の体が大きいから、身幅が狭い、身丈が短い、小さい。
西尾呉服だと見積り15万円。ガード加工もセットで、それを省略して安くしてほしいと言っても、店長も必死ですすめてくるので。上から「セットで売るように」って厳命なのか? お断りしましたよ。
だるま屋さんはお値段がかなりお安いけど。ママンの古い小さな着物を私用に大きく仕立て直しは無理って。
鹿島屋さんにダメ元でお願いをしたら。だるま屋さんより全体的にお値段お高いけど。
鹿島屋さんは洗い張りに布海苔を使うのに誇りをもってて。
それと自慢そうに「私が知ってる中で一番腕のいい和裁士さんを紹介しますよ」って。満足のいく仕上がりでした。
関東の地元の方なら、鹿島屋さんから和裁士さんを紹介してもらうのもいいでしょう。私は満足のいく仕上がりでした。けど、大阪の人間なら地元大阪の和裁士さんに対面で仕上げてもらえるように育てたいので、次回からは大阪のを探しますけどね。
それと、私が「呉服屋さんからは必死でガード加工を進められた」という話をしたら、「ガード加工をされると、洗い張りする者にとっては困りますね」と懇切丁寧に説明をしてくれました。ここは良心的です。
しみぬき池田補正所
ママンの着物で、ベージュ色に模様のあるきれいな着物だけど、30年以上放置の末できた濃い茶色いシミ。
他の着物のお手入れの店に何店か(だるま屋さん、京都のシミ取り、大阪のシミ取り)に次々とメールと写真を送付したら、「難しいですね」ばかりで。それかお高い見積りでした。
でも、池田さんは「シミ取りを手作業だと全部でだいたい8万ぐらいだけど。生き洗いを利用していいのなら、1万何千いくら」「茶色いシミ、これカビですね」
生き洗いは、ドライクリーニングよりは着物用に手作業で丁寧にやる分マシというのだけど、それでも着物には負担がかかるらしいという噂だけど、お安いのでいいかとお願いしましたよ。
綺麗にお安い値段で仕上げていただけました。
ただ、お手紙で「着物の内部の糸がカビているみたいなので。大至急急ぐことはないけど。普段から風通しをして虫干しに気をつけて。でもいつか仕立て直しをしてもらったほうがいい」
はい。まあ、当分気をつけながら着て、いっそのこと、洗い張りと仕立て直しをしてみるわね。30年も放置してたしね。
ここは、あくまでも表面を綺麗に仕上げる店で。
腕のいい洗い張り職人さんと、仕立て直しをしてくれる和裁士さんを別にキープをしましょう。
大金持ちなら、ここにシミ抜きだけを頼んで。
シミが多ければ全部で8万とか莫大な額がいくかもしれないけど。
「8万も無理ー」その場合は「予算は●万円ぐらいまでで、その範囲内で目立つのだけ取ってくれたらいいですで。その後、洗い張りをしますので」とお願いをする方法も考えたらいいですね。
その上で、洗い張り、仕立て直しを併用するのが、着物のお手入れにとっては最上なのでしょうね。
三島屋さん
東京
ツイッターで知りました。目から鱗の情報だらけ。すごい参考になります。説得力あります。
腕がいい。しかも安い。
だから客が殺到して過労にならないか心配。正直、これ以上客増えたら大変そうだから紹介するのは遠慮しているけど。でも、ここが今一番でしょうねと報告と感謝の言葉を書きますね。
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まだ依頼したことはないけど、いつか機会があればぜひとキープしているお店
きもの医
大阪
安い値段で、そこそこの手入れで。それを納得の上でなら賢く利用したらいい。
ガード加工の是々非々も述べているし、ここは良心的。
繁伊
東京
生き洗いでは、ここが一番真面目とか。
洗い張りが無理な着物はここでしょうね。洗い張りが無理な総絞りとか、刺繍だらけとか。
ママンの古い着物には、総絞りの古い着物とか、刺繍の着物、刺繍の袋帯がたくさんあるの。
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洗い張り屋さんで布海苔を使ってる
★ 利用した
神奈川県のだるま屋京染本店
東京都の鹿島屋さん
★ まだ利用したことない
太田屋京染店
おかや京染め店
埼玉
まだ、実際に注文したことがない店がありますので。
誰か、依頼をしてリポートをよろしくお願いします。
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扇屋
東京
シミだらけのひどい着物を宅急便で送ったら。論理的で懇切丁寧な説明と見積りがすぐ届いたのは立派でした。
見積りが17万円だったので、私シブチンに「できるだ省略して予算の範囲内でお願いできないでしょうか?」と言っても、電話対応の女性が困ってて。しょうがないから、受取人払いで返却してもうて。
例えば、着物の仕立て直しの代金が4万5千円ぐらいだったかしら?
男性の和裁士さんのブログで「着物の仕立ては、一着当たり、4万5千円ぐらいいただけないと、とてもじゃないけど生活は厳しい」って。だから、和裁士さんを大事にしているのねとは思いますよ。だから、和裁士さんの言い分は当然おありでしょう。でも私にはお値段が高いなと思いましたよ。ごめんなさいね。
お値段が高くてもいい、って方には一度頼んでみてリポートをお願いします。
セレブ向けね。
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私が個人的にはイマイチだった、着物のお手入れ屋さん。
船場繊維センタービルの呉服屋さん巡りをしたけど。
実物の綺麗な反物を目の前で見られるので大変、勉強になりましたけど。
そこの呉服屋さんには「洗い張り、シミ取り、お手入れを紹介します」って言うので、きいてみたけど。
イマイチでした。
西尾呉服屋さんで、チラシで「京都からお手入れ専門の職人さんを招致します。お値段も安くします」ってあるので行ってみたけど。
洗い張り、染め変えをすすめられたのは分かるけど。見積りをみたら、その中にはガード加工がセットで15万円で。
私が「ガード加工いらないし。それを省略したらお値段が安くしてもらえますか」とお願いをしても、向こうも必死で。しょうがないからお断りしましたよ。
ネット検索で探した東京の鹿島屋さんなら、解き、洗い張り、脱色、染め変え、紋の入れ治し、総合で7万円ぐらいで。
「ガード加工されたら、洗い張り職人さんも、染め変えの職人さんも困りますね」って懇切丁寧に説明をしてくれて。ここはおすすめ。
船場繊維センタービルの大きなスペースをとってる丸中呉服で、きれいな反物にウットリして。店員さんに見積りをお願いをしたら安いので心を動かされたけど。これもガード加工がセットで。私がそれいらないといくら言っても、店員は必死で進めてくるの。
上から「ガード加工を必ずセットで売れ!」ってノルマがあるのでしょうね。
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