ママンの古い下駄の裏の張り替えをしたいけど、、、
ママンの古い下駄の裏の張り替えをしたいけど、、、
船場繊維センタービルに、草履や下駄の専門店があるので、そこに持参して相談をしたら。
職人さん「踵だけゴム底を張り替えるのならできるけど。爪先の方の大きいのをゴム底をはりかえるのなんてやらないから。それなら、近所に靴の修理屋さんがあるから、そこでなら大きなゴム底のはりかえをしてくれるでしょう」
近くの靴の修理屋さんのほうを紹介されました。
靴の修理屋さんも、こんなんをやったことなくて、困ってて。色々と相談をして。
下駄の爪先のほうには、鼻緒の調整をするための穴があいているけど。
それをどうするかで迷って。
いっそのこと、コルクの底を全部はがして、全部ゴム底にはりかえるか?
でも、全部張り替えたら、今後は鼻緒の交換や調整がしにくくなるし。
ゴム底を全体にはって、鼻緒のまわりを切り開いて鼻緒の交換を今後もできるようにして、そしてその切り開いた部分を釘で打ち付けてはがれないようにするか?
どうしたらいいか迷って。
迷いに迷って、ついに決断。
かかとだけ、ゴム底を張り替えてもらうことにして。爪先のほうはもう、何もしないことにして。
何時間かでできあがるとのことだけど、私は翌日に引き取りにいくことにして。
ついでに船場繊維センターで、ついでに着物をチェックして、まだまだ途中だったし全部一通りの店をチェックしたかったけど。
土砂降りの雨の日だったので、途中で引き上げました。
翌日、下駄を引き取りに行って。
かかとの部分だけ、ゴム底をはりかえてくれて。
これでよかった。
爪先のほうのは、もう、何もしないことにして。
ママンにも相談をしたら、「どうせ安物だし、使い潰して捨てたらいい」って。
うん、そうする。
下駄の裏の爪先のほうに鼻緒を調節するための穴とホッチキスでとめたのね。
下駄の裏を横から見たらこう。踵だけコルクからゴムへ交換してもうて。
爪先の方は、コルクのままにしてもらいましたよ。
かかとの部分で鼻緒を結んだ部分が丸見えだから、雨が降ると水がしみこむわね。道路が濡れてるとはけないわね。
逆に、雨用の草履で有名なので、カレンブロッソのカフェ草履は、底の部分に穴がないから濡れた道路を歩いても水がしみこまないけど。でも欠点はあって。
事前に説明で、「いったん鼻緒の調整をしたら、今後はもう鼻緒の交換や調整はできません」って。逆に、そういう欠点があるのね。
ゴム底の草履で、全部ノッペリとしているのは、鼻緒の交換ができないのね。
下駄を引き取りに行ったついでに、又、船場繊維センタービル街の着物をできるだけチェックして。色々とお話を聞いて。帰りました。