洋服用の生地で着物を作ってらっしゃる方々の努力と蓄積を読みました。その情報の蓄積にはとても参考になりましたよ。
洋服用の生地で着物を作ってらっしゃる方々の努力と蓄積を読みました。その情報の蓄積にはとても参考になりましたよ。
例え、洋服生地で着物を作る気持ちのない方でも、これを読むことで、生地のことがすごい勉強になりますよ。
元々はといえば、夏に着物が着たいけど、暑いらしい。一番マシなのが麻素材とかで。
麻素材で、庶民に手の届きそうなのが、小千谷ちぢみ、近江ちぢみで。
でもプロの和裁士さんとかがツイッター上での会話で、小千谷ちぢみのお仕立てはものすごく難しいとか。仕立てた後のお手入れも難しいとか。
私は、じゃあ、平織りの麻ならいいのかしら?と思ったけど。
船場繊維センターの着物屋の店のご主人に色々とお伺いしました。
プロの和裁士さんたちが、小千谷縮のお仕立てやお手入れが難しいと言ってたことをお話をしてから。
私「じゃあ、夏には涼しい麻素材で、しかも平織りのだと、和裁士さんもお仕立てをしやすいでしょうし、寸法も狂いにくいでしょうし。広衿に仕立ててもボワボワしないでしょうし、いいところだらけでしょうね。でもお値段が超高額すぎて無理なのかしらね?」
お店の方「夏にはシボがあるほう生地のほうがお肌に直接触れる部分が少ないから夏には快適だというファンもいます。平面的だと汗でまとわりつきやすいし」
「麻の平織りの反物でも、色々な種類があります。●●(名前を失念)だと、柔軟性が無くて硬いから、引っ張られると色々と困ったことになりやすいとか、麻素材の平織りでも、反物によってそれぞれ違いがありますね」
そうなのね。
それと、ネット検索で「麻、平織り」で検索をしたけど。
襦袢か。
超高額な宮古上布、越後上布、能登上布、ぐらいしかヒットしないし。好みのデザインだと超高額すぎるし。
ネット検索で色々調べたら。
麻で平織で着物でお安いのが見つかりました。既製服で。
美夜古企画
麻(リネン)の着物
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▼京都染めリネン
(リネン100%)
日本国内で織り上げた40/-Linenを京都の町工場で染めから風合いまで仕上げたJAPAN LINENの平織です。ナチュラルワッシャー仕上げで麻本来の持つ清涼感とシャリ感があり、天日干し風の風合いで、シボ感や自然な表情のシワ感も当商品の大きな特徴の1つです。
※洗濯後の生地の縮み率1~2%
kyoto-BK
(墨黒)
kyoto-8
(水浅葱)
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女性用 麻の着物
限定価格25,300円(税込)
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この生地の糸の番手が40番手ってことよね。
長襦袢でお安いのが糸が太めの60番手か80番手で。高級なのが100番手だから。
長襦袢の糸より太目なのね。
でも、たぶん、これは洋服用の生地から仕立てたものじゃないのかしら?
これでもいいですよ。お安いお値段で、夏には涼しい麻の着物で。しかも縮の欠点を知ったから、じゃあ平織のがほしいって方にはちょうどいいでしょう。
それとお安い分、ミシン縫いなのね。
ミシン縫いで着物を縫うのはデメリットもあるのね。お尻の部分の生地が裂けやすいとか。そういうデメリットを知った上で賢く利用するのならいいのですが。
それでも、お安くて、好みに近いデザインのが着物用の反物には選択肢が少ないから、洋服生地から着物を作りたいという着物愛好家もたくさんいるのね。
洋服用の生地で、リネン素材で、しかもシワになりにくいという生地を見つけたけど、どうかしら? 着物には向かないのかしら? 誰か教えて。
洋服用の生地から着物を作ってらっしゃる方々が、その体験談や知恵を提供してくださっています。ありがとうございます。
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生地の風合い、表情が大事
着物は帯・羽織以外は一つの生地で統一するため、体に占める面積が非常に大きいです。
そのため着物の生地に大きく柄が入っていると、全体がうるさい印象になってしまいます。
そこで、帯や半衿などと違い、着物については無地に近い、または遠目で見ると無地の生地の方が落ち着いて見えるわけです。
とはいえ、全くの無地だとノッペリした印象で、これはこれで着物としてはおかしい見た目になってしまいます。例えば手芸屋さんでこのような無地の生地を見かけますよね。
なので、ここまでノッペリせずに風合いや表情のある生地を選ぶことが、とっても大事なのです。
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そうだったのか! 目からウロコですー!
平織で無表情だと着物として変とか。
平織で無地でも、織り方で表情をつけてるのだと、いけるとか。
この方から、オススメ素材、非オススメ素材、参考になりますー!
ふだん着物ハイムラヤ
「お好きな洋服生地でオリジナル着物を作りませんか?」
着物の生地との違いがすごい勉強になりますよ。
着物に向いてない洋服生地はこれとか。
「一方方向の柄は注意!」
なるほどな~!
洋服生地で何cm巾の生地なら、長さはこんだけ必要とか。参考になるな。
お安い!と喜んだら。
”海外縫製(ベトナム)ミシン手縫い併用もしくは手縫い(生地によって異なります)”
やて。
私は、国内の和裁士さんを守るために、ここは利用しないけど。
情報として参考になるから読むだけ読むわね。
それと、ポリエステル素材の高級着物「きもの英(はなぶさ)」も、素材はポリエステルだけど、反物だけの販売をしないけど、その理由は和裁士さんにこだわりのお仕立てで作ってもらってじゃないと無理って。そのこだわりのお仕立てについての説明にも説得力があるし。
それとミシン縫いのデメリットも書いてて。
参考になります。
この方は、織り方、生地の繊維にまでこだわっています。
虫眼鏡 リネンテスター、私もほしい。
"『きものの仕立て方・頼み方』は、和裁の入門書ではなくて、有る程度心得のある人が、さらにステップアップして気安さを求める時なんかに読むといいかもしれません。また、タイトルに「頼み方」とあるように、仕立てや直しに出す時にも参考になるかもしれません。なかなかいい本でした。"
それと、ミシン縫いのメリット、デメリットの情報も検索しました。
ミシン縫いだと、お尻の部分に圧力がかかると、布が破けてしまう場合もあるとか。
ミシン縫いのメリット、デメリットを知りましたよ。それを知った上で賢く利用をしたらいいですよ。
ポリエステル素材の高級着物「きもの英(はなぶさ)」も、素材はポリエステルだけど、和裁士さんにこだわりのお仕立てで作ってもらってこそって。
それとミシン縫いのデメリットも書いてて。
参考になります。
「きもの英(はなぶさ)」さんも、正統派の日本の伝統の生地じゃないけど。それでも日本国内で和裁士さんに仕事をまわしているのなら、ギリギリありじゃないかな。
裂けた生地の写真! インパクトあります!
"ミシン縫いは縫い糸が丈夫なので(上糸と下糸で縫っていくので丈夫。)
着物を縫い合わせている糸が切れる前に、生地のほうが先に千切れます"
"これが手縫いであれば生地が裂ける前に縫い糸が千切れます。なので、生地は裂けずに済む。よって縫い直しが出来る
(ミシンは生地が裂けるので、縫い直せません)"
ミシン縫いじたいには、お安く手軽に着物を買えるというメリットもありますし。
デメリット情報を提供した上で、後はそれぞれ利用者が、メリット、デメリットを判断できるようにしたらいいのです。