西尾呉服で「頭摺り(あたまずり)」、ドクロの反物を見せていただきました。
以前に、シミとりのチラシがあったので、シミ取りの件で相談に行ったけど。高額すぎてごめんなさいをして。
記帳をしました。
それから結構、営業電話があるけど。
いつも正直に、「買えませんけど。着物の勉強をさせてください。目をこやしたいです」とキッチリ言って、ハッキリ断って、頭を下げて。それで十分でした。特に怖いトラブルなしですよ。
営業電話があったので。
私正直に「買えませんけど。着物の勉強をさせてください。目をこやしたいです」と言って、行きました。
西尾呉服でドクロの反物を見せていただきました。
「頭摺り(あたまずり)」って。
だまし絵みたいに、本当は平面なのに、浮き彫りみたいに浮き上がってるように見えるの。面白い。
ボコッと模様が浮き上がってるように見えるけど。実は平面って。だまし絵みたいなのね。
「染め工房 咲きら」
ココ・シャネルのライバル、エルザ・スキャパレッリみたい。だまし絵、骸骨、ケレン味みたいなの。
こういうの好き。
ほしいけど。
なんと反物だけで100万円! お安くしてもらっても何十万!
無理です。ごめんなさい。謝って帰りましたよ。
ドクロ模様に赤い布のショールを羽織れば、落語の真夏の怪談特集に着ていけば注目浴びれそうね。落語の繁昌亭で真夏に怪談特集があったので一度だけ行ったことあるけど、その時はまだ着物は無理だし、真夏用の着物も持ってないしね。
でも、これは真夏用じゃないって。単衣か袷って。秋から春にかけて、これに似合いそうなのって何がある? ハロウイーンか、秋~春に怪談特集のイベントがあればいいけど。
夏の着物の特集も飾ってるよ。
夏は麻の着物が一番涼しいとか。
小千谷縮の反物は、縞々はイマイチ好みじゃなくて、乱絣のがいいな。ネット検索でチェックした乱れ絣で、グレーや紺色や黒色の方が私には好みかな。
なぜか老母は麻の着物は一切持ってません。木綿の浴衣か、昔茶道をやってたときに急ごしらえのサマーウールの着物2着だけ。
だから私は麻については全く知識も何もないし、今から勉強したいし、できればほしいよ。
老母は絞りの浴衣を持ってないの。最近興味を持ちだして。憧れるしほしいよ。
ただ、一つだけ気がかりなのが、お手入れ大変じゃないの? 何度か着たらビローンと絞りが伸びてもうあかんようにならへんか?
絞りを綺麗に復元してくれる職人さんがいてるいうなら考えるけど。
それとも使い捨て? どうなんやろ?
ネット検索で調べたら、インターネット通販での本麻の乱れ絣の反物、浴衣用の絞りの生地の反物などは、呉服屋さんのよりはずっとお安いよ。
でも、それは悪いとも思わないしね。
以前に自分で、インターネットで知った和裁士さんに、取り替え袖の麻の色つきの長襦袢をオーダーメードをしたけど。メールで自分のサイズ、着物のサイズを細かく聞かれて。倒れそうになったしね。普通ならそれで脱落するよ。
「呉服屋が中間搾取、ボッタクリ」というのじゃなくて、時給で着物コンシェルジュしてもらえるようにするほうが合理的かしらね?(弁護士の時給が5千円とか)。
呉服屋展示会にお邪魔するのに30分千円とか。
従業員さんに相談料時給千円とか。
何か合理的で納得いく方法を考えたいな。
その時の招致ゲストが、大河ドラマ、岡田准一の出た会で、担当した着物デザイナーがゲストで。その時の着物も展示してて。
はあ~すごいなあ。でも豪華すぎて、私には遠い世界過ぎて。ピンとこなくて。
私にはもう
買えない世界ですね。
一応写真撮りました。
中央の目立つ部分においてある、丸い模様がある着物。
店員さん「大河ドラマで女優の●●さんが着た着物と同じ柄のです」って。
左端にあるのが、「黒木瞳着用」って。
私、大河ドラマじたいもう全然見なくなったから。申し訳ないです。
あくまでもドラマだから、着物デザイナーさんも、ドラマの時代背景を考えて、着物が悪目立ちしないように、俳優さんを引き立たせるために、あえて地味に押さえてるわね。それはプロとしていいこと。
でも今現代の客に買わせる着物ってなると、それはそれで別の要素が必要になるわね。